スパイスで補給できる栄養素
スパイスは栄養素の宝庫です。食事で基本的な栄養を補給するのは大切ですが、スパイスにはそれを補う重要な役割があります。
それも一つや二つどころではなく、非常にたくさんの種類の栄養素を含んでいるスパイスも珍しくありません。
では、スパイスからはどのような栄養素を摂れるのでしょうか?
ワサビの栄養素
日本のスパイス代表、ワサビの場合で考えてみましょう。
日本原産のワサビは多年草で、水の綺麗な地域で栽培されます。周知の通り、ワサビはその辛みが特徴で、爽やかな香りは胃の機能を改善します。殺菌作用が強く、寿司の腐敗防止にも役立っています。
そんなワサビにはシニグリンという成分が含まれており、これが酸素に触れると辛みの元となる成分へと変化します。これは鎮痛作用も持っており、塗ればリウマチや神経痛にも効果があることが知られています。
シナモンの健康効果
お菓子に使う定番のスパイス、シナモンはどうでしょうか?
シナモンはクスノキ科の常緑樹で、普段目にするものは、樹皮を剥がしとって乾燥させたもの、あるいはその粉末です。
独特のツンとしたスパイシーな香りで知られ、主に体温を上昇させ体を温めたり、風邪や下痢などに効果的な抗菌作用が有名です。
そんなシナモンには、プロアントシアニジンという成分が含まれており、血糖値を下げるインシュリンの分泌を促します。
糖尿病の予防やダイエット効果があり、さらには動脈硬化や神経障害にも作用すると言われています。
ごまは驚くほど優秀な“サプリ”
これも日本料理に欠かせないスパイス、ごまの場合も見てみましょう。
ごまがスパイスかと言われると、そのようなイメージで見たことの無い方も多いかもしれませんが、ごまも立派なスパイスの一員です。
ごまは、一年で寿命を終えるゴマ科ゴマ属の植物で、アフリカ大陸に多く自生するものの、インドに端を発する植物であることが発見されており、実は日本は国内のごまの99,9パーセントを輸入しています。
その種子をスパイスとして使用するごまには、約五割が油分、二割がタンパク質、そして三割がビタミンやミネラルを含んでいます。
ごまの油を構成するリノール酸は悪玉コレステロールを排出し、タンパク質は100グラム中20グラムと肉や魚といった食材と遜色無い含有率を誇ります。
必須アミノ酸をバランスよく含むゆえに、天然のプロテインサプリとも言うべき存在で、牛乳の11倍と言われるカルシウム、鉄分の補給も容易です。
まとめ
スパイスには必須栄養素が多く含まれ、それだけで食事の補助が成り立つほどですので、ぜひ積極的に料理に使用しましょう。
