肉料理にぴったりなスパイス
肉料理を好きな方は多いでしょう。肉は貴重なたんぱく源です。
不思議なことにたんぱく質は動物の肉でなくても摂取できるのですが、油によって旨みが増す肉は世界中で愛される食材です。
そのままでは臭みを持つ肉を、スパイスで調理するには、どのようにしたら良いのでしょうか?
肉とともに発展してきたスパイス
肉が世界中で食べられるのと同じく、匂い消しのスパイスも世界中で開発されてきました。例えば、豚肉と炒めるニラ、定番のニンニク、ネギなどは肉の臭みを消す効果があります。
ニンニクは肉の臭みを消すのに最も効果があると言われています。ニンニクも例外ではなく、細胞が壊れることでその香りや成分を放出するため、それを肉の臭みに作用させるためには下ごしらえや調理中に加えるのが効果的です。
10分以上炒めることで香りが甘味を持つ成分へと変化し旨みも増えるため、ニンニクの香りが苦手な人でも調理の仕方で存分に活用出来るようになっています。
風味が非常に強いため、生で加える場合は少量でも十分に香りを楽しめるのも特徴で、香りの強さは調理の仕方を幾分選ぶと言えるでしょう。
こんなスパイスも!
パセリ、しそ、ショウガも肉の臭みに効果的です。これらはニンニクなどのように直接臭み成分に作用するわけではなく、それらがもつ香り成分が、肉の臭みを感じさせないようにする効果があります。
レモンやすだちなども含まれ、香りを生かして料理に使用する必要があります。ひねショウガなどは辛みが強く、匂い消しにも非常に強力に作用します。
ショウガに関しては、スパイスや匂い消しとしてだけの機能だけではなく、薬理効果もあり、あらゆる分野で注目されている優等生です。
漢方薬の実に半数にはショウガが含まれており、血行改善や解熱、抗炎症作用など、ほとんど薬のような効果を持っています。肉料理に加えると臭みを取るだけでなく、消化を助けたんぱく質の分解をサポートします。
みなさんはこの使い方知っていますか?
クローブやナツメグは、香りの広がっていく力が強いため、主に肉の表面や混ぜ込むような使われ方が見られます。ナツメグを取り上げると、ひき肉料理に使われるケースが多く、香り成分に肉の臭みを覆わせるような仕方で調理するのが理想的です。
そのための練り込みやふりかけであり、ソースに入れることで肉にまとわせることもできます。加えて玉ねぎとの併用は相乗効果を発揮します。
まとめ
肉料理にもスパイスは欠かせません。そして肉に相性の良いスパイスというのは決まっています。何気なく使っているニンニクやショウガにも、その使用場面には化学的な根拠があるのです。
